イチジクのカラス、アリ、カミキリムシ対策

畑を荒らしまわるカラスには閉口しています。
流しのカラスには偽カラスを吊るす、糸、簡単な網でも効果が期待できます。

住み着いているカラスの対策

キラキラ糸、簡易防鳥ネットも一定期間効果はありました。
しかし学習していずれの方法も突破されました。

カラスが嫌う匂いがないか検索するとスプレーの物とハッカ水がヒットしました。
スプレーの物は高いのでとりあえずハッカ水を購入。
試験はポリの透明袋に針で換気の穴をあけたものと不織布の袋を制作、中に噴霧して取り付ける。
結果は全く効果なし、その日のうちにやられた。
袋は無残にも食い破られている。
不織布の袋
アリには効果アリ。
袋による遮断であり、ハッカの匂いの効力ではない。
袋の取り付けが緩いとそこから中に入られる。

カミキリムシにも悩まされる

褐色のカミキリムシ

幹にネットを巻き付け主幹だけは死守してきた。
簡易防鳥網の状態。
簡易防鳥網取り付け

最後の手段として全体を覆う

網目を4mmの防風ネットを使いカミキリムシも入らないようにしました。
網目を4mmの防風ネット

ところがカラスが網を持ち上げて中に入るのです。
しょうがないのでコンクリートブロックで厳重に重しをしました。
欲張らず、木の大きさを制限してでも完璧を期す、安心です。

毎年秋、柿が全滅する

品種は次郎、胴回り1.5m、高さ5m、木が大き過ぎて全体を覆うことが出来ない、厚く丈夫な袋を被せるか思案しています。
(9月10日)
強靭な不織布で袋を作り被せています。(ホチキスにステンレス針を装填、パチパチと作る)
4mm目の防風ネットから1mx1mの特大袋(細い銅線で撚る)を制作、4~5個まとめて被せた。
他、あり合わせのネットも被せてみた。
不織布は日照をカットするのでで甘みが不足するか?
ま、盗られるよりはまし。

ネットとカバー

無農薬(面倒で)イラガは居る、ヘタ虫も多いようで袋ごと落果する物もある。
門代わりの大きな木、柿に袋は目立ち、初めてのようで注目の的になっています。
たま庵だけでなく一帯柿は全滅、みな諦めています。

(9月21日)
台風18号に袋は問題なく耐え、とりあえず準備播但かな?
カラスの大群が回遊してきました。
通常食べないマクワウリ、ゴーヤまで食べ荒らしてます。
食べる物が少なくなって来たのかな。
まだ柿は青く色づいていません。
20羽位が柿の木の近くの電柱に止まり様子を伺っています。

(10月29日)
何故か今年はカラスの群れが移動して行きました。
カラスの被害は無くホット一息。
無農薬のために「ヘタ虫」による落果がとても多く半数が被害にあいました。
1個ずつ袋を被せたものは被害が少ないようだ。
10個位大きな網の袋を被せたものは被害がとても多い。
手間を掛けるだけのことはありそうだ。
果実の甘みも同じです。
今年は柿の豊作の年だそうです。
どこのお家もたわわに実っています。
たま庵は消毒しかったのでパラパラです(*_*)